なぜ「AI資産循環担当」と呼ぶのか
欧米には、企業の遊休資産を発見し、売却や再利用を通じて価値を回収する「Asset Recovery Manager」という職種が、特にIT資産処分や資産集約型の業界を中心に確立しています。私たちはこの考え方を日本語で分かりやすく伝えるために、「AI資産循環担当」という呼び方を提案しています。アセットリカバリーという言葉自体はまだ日本で広く知られていないため、まず日本語で機能をイメージしてもらい、その裏付けとして欧米の職種の存在を伝えるという順番を意識しています。
3つのレイヤーで考える
職務定義
「AI資産循環担当」は何をする存在か。どの業務をAIが担い、どの判断を人が持ち、どの部署に置くのが自然かを、実際の現場を持つ企業とともに定義していく必要があると考えています。
常時稼働の業務設計
資産の再活用をイベント時だけのものにせず、日常の購買業務に組み込む設計です。新規購買の前に社内在庫を照合する仕組みと、その効果を測る「社内充足率」という指標を軸にしています。
技術と実行体制
写真やスキャンによる資産の自動認識、資産管理・購買・会計システムとのデータ連携に加え、現物の移動・保管・配送を担う物流・内装施工・什器メーカーとの実行連携が必要です。AIが担うのは「発見・判断・記録」であり、現物を動かすのは人という役割分担を前提にしています。
その先に目指すこと
この職務定義と指標が複数の企業で運用されるようになれば、日本にもアセットリカバリーという機能が根付いていくと私たちは考えています。1社の業務改善にとどまらず、日本企業にまだない機能そのものを、複数の企業とともに立ち上げていく取り組みとして捉えています。
「AI資産循環担当」を、一緒に形にしませんか
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まとめ
「AI資産循環担当」は、欧米のAsset Recovery Managerという職種を、日本企業の組織構造に合わせて実装しようとする私たちなりの試みです。職務定義・常時稼働の業務設計・技術と実行体制という3つのレイヤーで、実際の現場を持つ企業とともに型をつくっていきたいと考えています。